このところ、ありがたいことに作業をする機会がふえ、作業地域に応じて経験豊富な同業者に同行をお願いしています。
そして同行するプロがそれぞれ現場に持参するグッズを見ているうちに、選ぶグッズやブランド?はそれぞれの好みで異なるものの、選びかたや留意点にかなり共通点があることに気づきました。

収納とかグッズ選びは、片づけられなかった歴30年の私にとって一番の難所なのですが(苦笑)
苦手だからこそ見つけられたポイントをご紹介しますね!
あくまで山口視点です。
オブジェとして置いて楽しむ商品ではなく、機能的に使える商品の選び方となる点、ご留意ください。
収納用品を選ぶ前に必ずやっておきたいこと
①収納用品を買う前に、必ずモノの選別はすませておく
不要品に対してグッズを買うのは、空間とお金のムダなので、事前に必ず選別作業をして不要は取り除いておきましょう。
整理をがんばった結果、いちばん余ってくるのは収納グッズという・・・決して笑えない話もあります。使用頻度が低いものは、箱などにざっくりおさめることでグッズにかけるコストも減らせるかもしれません。めりはり大事!!です。
②収納用品は必ず、入れるものを決め、事前に採寸してから買う
これも必須!!!
ほんの数ミリで入らない~という悔しい想いをしたこともある方も多いでしょう。
収納グッズは買い間違えると場所ふさぎになり、すごくやっかいなので、入れたいもの、入れたい場所を決め、収まるかを採寸してから選ぶ。 何かにつかえるだろうと適当に買った収納用品って、いつまでたっても出番がこなかったりします(泣)
メジャーは、もしあれば幅広の頑丈なものを使ってくださいね。たわまない分、誤差が少なくてすみます。
寸法ギリギリではなく、1・2センチくらいゆとりをもたせられると安心。
最近、100均グッズを寸法検索できるとても優秀なサイトを見つけてグッズ検索に使っています。よかったらご活用ください。

プロに共通する収納用品の選びかた
プロに共通する選びかた
- ボックスはなるべく四角・直線の形状を
- 使用目的を考えて選ぶ(見栄えか、使いやすさか)
- 仕切り・棚板はなるべく動かせるものを
- 色・素材はそろえる
- なるべく白または半透明
有資格者を含め、もともと整理収納がお得意な方にとっては「何を今さら!」と当たり前に感じることばかりかもしれません。
一方で、苦手意識のある方にとっては盲点かもしれないなぁと思います。
①なるべく四角・直線の形状
限られた空間を最大限にいかせるのが、四角いかたちだからです。
円とか、角丸(かどまる)はあまり見たことがありません・・・
②使用目的を考えて選ぶ(見栄えか、使いやすさか)
見えるところには、少しお金をかけてでも見栄えのよい容器を並べるなどして色やゴチャつきをかくします。
クライアントにとってのお客様・患者様から見えない場所(=スタッフオンリーの場所)、扉付棚や引出の中などについては、機能性とコストを優先。
100均を使いまわしたり、フタなし・透明半透明を使ったり。先方で余ったカゴやら箱やら、その場にある段ボールを加工したりもよくしています。
見栄えと機能性とコストの両立は難しいことも少なくないため、使用目的に応じてグッズも変えている様子が見てとれます。

③仕切り・棚板は動かせるものを
「仕切りや棚板を動かす」
これ、プロなら当然の工夫ですが、お客様の様子を見ていると意外と盲点っぽいです。
棚板動かすのって手間がかかってメンドウなので、いたしかたないですが
棚にあわせてついモノを突っこみがちですが、入れるものにあわせて棚板や仕切りの場所を動かすのが基本です。
たとえばカラーボックス。
安いので、棚板の位置が固定のものをつい選びがちですが、棚板が動けば、使いまわしが利いて長く使えるため
これから買うのであれば仕切りや棚板が動かせるタイプを!
とおすすめしています。
④色・素材はそろえる
これだけでも見栄えがかなり整いますよ~
プロは同じ容器があると、複数並べたがります。
少しずつ色や素材が違うとちぐはぐ感が出てしまいますが、同じシリーズでまとまれば100均でもスッキリ感が出るためです。
無印良品が人気なのも、同テイストで整って見えるからかもですね。
とはいえ、一気に全グッズをそろえるのが難しいこともよくあります。

そのときには素材をそろえるだけでも効果的!
私は汚部屋脱出したての際、好きな「メタル」「ガラス」「白い食器」のみを窓際に並べたところ、買った商品がバラバラでもそれっぽく整いました。よろしければお試しを^^
⑤なるべく白または半透明
客先にボックス類を持参する場合は、白か半透明が好まれます。
白はゴチャつきを隠したい、お客様の目のつきやすい場所へ
半透明は中身がうっすら見えるので、バックヤード・扉の中など 何が入っているか一目でわかりやすくしたい場所に。
白は圧迫感がなく、棚や他の収納用品と合わせやすいので一番よく使われています。
木目とかブラウンなども素敵ですが、同じシリーズでない限り色や質感が微妙にちがってくるので、そろえるのは意外に難しい。
と、経験豊富な先輩から教わりました。
ということで、限られた時間とお金で収納を探すための一助となれば、とても嬉しいです。
今日もここまでお読みくださりありがとうございます。
\ 7stepメール講座をプレゼント /
事業拡大やプライベートのゆとりを作りたい方は必読!
時間・お金・労力のムダを省きながら生産性も人間関係も改善できるオフィス環境づくりのコツをお届けします。
7stepメール講座をプレゼント
事業拡大やプライベートのゆとりを作りたい方は必読!時間・お金・労力のムダを省きながら生産性も人間関係も改善できるオフィス環境づくりのコツをお届けします。