講座や作業のあと「がんばって維持できてます!」とご報告を頂けるときって
本人もやる気が上がっていますし、整理をお手伝いする私たちにとっても、何よりの励みになります。

良い報告って知らせやすいですけど
一方で、自力ですごく頑張ったり他人に手伝ってもらったりして
いったん整えられても維持しきれずにふたたび混乱することもこれまた、よくあることです。

なんで?!と自分(たち)が情けなく思えてきたり
手伝ってくれた人たちに申し訳ないな・・・困ってるけど、言えないな・・・と感じられるかもしれませんが全く申し訳なくありません。個人的には、困ったら遠慮なく声をかけてほしいくらいです。

整理でいちばん難しいのは「維持」

なぜなら、整理術では維持は最重要で、いちばん難しいから。

選別や定位置決めはまとまった時間が必要ですが、他人の手を借りながら一気に進めることができます。
一方で、維持=使ったら元の位置に戻すことだけは、「その場にいる人の手だけ」で「ほぼ毎日」コツコツ続けなくてはならないから。

やる気に波があるのはもちろん、慌ただしすぎたり、定位置が遠すぎ・アクション数多すぎたり、もどす物の数が多すぎれば、戻そうという時間・労力のゆとり気持ちのゆとりがなくなります。

複数人で使う場所なら、なおのこと意識の個人差が大きい。「誰かがやってくれるでしょう」と協力してくれない人がいれば乱れやすくもなりますよね。

また乱れてしまったとしても、そういうものだという事実こそまずは多くの方に知ってもらいたいですし、何とかできるうちに可能なタイミングで手を打てばよいだけです。どうか、ご自身に対しても,苦手意識のある誰かに対しても責めすぎないで!と願っています。

いつも片づいていなくてもいい。ただ、一定量をこえる前に着手しよう


私の現場の師匠はお客様宅をつぎつぎ改善して喜ばれていましたが、超多忙な折に「実はえらいことになってる」と、床に物があふれている自宅の写真をこっそりシェアしてくれたことがありました。整理をするにはスキルも大事ですが、実は時間と体力、心理的ゆとりがいちばん必要なのだなと痛感したものです。

ぶっちゃけ、私自身も仕事があわただしくて時間や気力がないときにはカオスになってます(^^;
もとが、もとだけに。(=片づけられなかった歴30年)

一方で「ここまでいくとさすがにマズイ!」という、感覚的リミット(制限)が自分のどこかにあります。うまく説明できませんが【デスクの上に書類〇センチ 床が〇割埋まってきてる】などの状態になると、疲れはてていてもなぜか整理したくなり、ゆるやかに何とかできています。

お客様が立ち入らないスペースなら、困らない・ストレスにならない限りは、いつもきっちり片づいている必要もありません。ただ一定量を超えてしまうとリセットにかなりの時間と労力が必要になり、さらには自力でのリセットも困難になります。作業人員とゴミ処理のための時間もお金もかかります。

だから、ちょっとマズイかもと感じたらすみやかに作業に着手してほしいですし、どこから着手すべきかわからなければ、助けをもとめてほしい。
リミットを大幅に超えてしまい、人間関係やメンタルにまで支障が生じている現場も多く見てきました。それぞれのリミット=自力でなんとかできそうな基準、をそれぞれどう体感いただくかが課題かもな・・・と感じています。

今日もここまでお読みくださりありがとうございます。

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維持できずに申し訳ない・・!と責めすぎないでほしい、これだけの理由” に対して1件のコメントがあります。

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