といった切羽詰まったヘルプを長年ご縁を頂いている経営者さんからいただき
とにかくお話を伺いに行って参りました。

勤務年数が長いベテランスタッフに、どう伝えたら・・・というお困り、時折伺います。
ベテランという時点でかなりのハードルですが
経営者寄り・お局寄りの立場の方になると指摘できる人がさらに限られる(涙)

本来は、ご本人の同意がない限り請けられないのが通例です。
(※安全面で介入やむを得ずの場合を除く)

関係性を築くことが重要に

スキルの有無を問わず「何とかしたい!」という気持ちさえあればコツを伝える、
一緒にやってみるなどの余地がありますが
無関心な方に対してはすごく難しいです。

特に片づけは、個々の行動・価値観・生活習慣などが深くからみますし
お前に言われたくないよ!みたいなことにもなりかねず
すごく厄介ともいえるでしょう。

塾に行く気のない子を無理やり塾へ行かせるようなものです。

こういう場合、どストレートに言いがちな

「とにかく片づけて!」
「自分のことくらい」
「なぜやらない・できないの」
「捨てればいいじゃない」
「キレイになるよ」

といった言葉はたぶん逆効果
相手がかたくなになりますから

無関心派にどうしても促さざるを得ない場合は
じっくりと相手と関係性を築くのが先です

改革イメージを言語化してもらう

仕事に求める価値観、興味があること、現状困ったなと思っていることなど
質問を通じて、接点を探っていったのですが

一見整理整頓とは関係ないところからひも解いていくと、
どうしてもご本人に整理して頂かなくてはならない事情が見えてきました。

このときには、企業理念を確認
ご自身が望む改革イメージを言語化してもらいました。
そのためには情報共有や、業務の見える化、標準化が必要ですから

まずは皆の模範となるため、自ら取り組んでみませんか?と
「目的(業務改革)」と「手段(整理整頓)」をつなぎました。

ご相談後、ご依頼いただいた経営者さまから頂いたメール(紹介了承済)

「山口さんのお仕事はただ片付けるということではなく
なんというかその背景とか性格とかも踏まえて(分析して…)
…なんか上手く書けませんが本当にすごいなと思いましたし、たくさん求めている人が
いると思います。その方達が上手く山口さんと出会えるといいなと思いました。

私も出会えて、そして今までも今回もお願いをしてよかったです。
これからも何かの時にいつもお顔を思い出して助けを求めそうです。
これに懲りずにお願いいたします。」

実際の作業後、再度頂いたメール(紹介了承済)

前に私もだいぶ片付けたり捨てたりしてあげたのですが
まだこんなにあったのだとびっくりしました。
本人や私にはとても無理でした。

またそれ以上に本当にびっくりしたのが、
本人が自ら手を動かしていたこと(私の時は一切しない、もちろん自分でも一切しない)
とても積極的にやっていたことでした。

あんな姿を見たこともないし、想像もしていませんでした。

山口さんのお人柄というか、上手にプライドを大切にしながら
やってくださったからだと思います。

こちらこそ、思い出してくださったことと
作業をさせてくださったことを、本当に感謝いたします。

職場や部屋の様子は(キレイであっても、混乱していても)
そこまでに至るメンタルや意識、仕事の流れや習慣、人間関係など
複合的な要因が最終的に形になって現れたものではないか?という考えに、近ごろたどりつきました。

だからこそ、そこに至るまでの見えない部分こそを大切にしたい
ご本人の想い・それまでの経緯・価値観・お困り・無意識の習慣・その場にいる方とのコミュニケーション・・・

見えない部分こそできる限りくみとり、共感しながら対応していきたいです。

まとめ

まとめますと、無関心な人に対しては
ご自身が何とかしたいと思うまでは、あれこれ言わないほうが無難です。

ただ、どうしても促さなくてはならないときには

無関心な人への関わり方のポイント

  • ご本人が価値を置いているポイントを知る
  • ご本人の望みに対し、整理で改善できる余地がないか接点を探る
  • 実施は(やってほしい人のためではなく)相手自身のためにもなり、皆のためにもなる

といったポイントを留意するといったところでしょうか?
必要がある際には、お試しください。

今日もここまでお読みくださりありがとうございます。

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